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いつも聞いてるラジオでDJさんがおすすめの小説ってことで
『アナン、』ってのをきいた。 ちょっと気になったので本屋でチェックしてみると、 なんだかおもしろそうですぐに買って読み出した。 スピリチュアル・ファンタジー小説っていうのか?ちょっと不思議な話。 内容はネットにあったのでコピーを...↓ 東京に初雪が降った夜、高級料亭のゴミ置き場に、 生まれたばかりの赤ん坊が捨てられていた。 その子を発見したのは、流という名の記憶喪失のホームレスだった。 拾われた赤ん坊は「アナン」と名付けられ、流と仲間たちによって育てられる。 やがて、アナンの周囲で不思議な現象が次々と起こるようになる—。 最初はアナンと2人きりになると自分の事を告白したくなるってとこに 人生いろいろで1人1人の話に自分が目の前で聞いてる感じやったり、 アナンがタイルやガラスでモザイクの芸術作品をつくるようになるんやけど、 そんなんがあったらほんまにみてみたいなって思うような魅力的な物ばかりやった。 描写力がうまいのか目に見えるような感じがしてよけいにひきこまれた。 最初はいつものように通勤中だけやったけど、先が気になってしょうがなくて 家でも読んだので、上下巻あったのに私にしては早かったかな。 しかも、下巻は半分くらい泣きながら読んでたし。(笑) ファンタジーものっていうとどうなん?って思うかもやけど、 ほんまにありそうな話で違和感なく読めた。(ん?違和感っておかしいか?) あんまり詳しく書くともし読みたいと思った人が 読む気うせるとあかんのでこのへんで... アナンが中学くらいの年齢で終わってしまうんで続編書いて欲しいな〜。 まったく知らんかった作家さんの本ってなかなか手がでんけど、いい出会いやった。 しかし、この本は2人で書いたものらしいけど、 他の本はホラー物がほとんどらしく、ちょっと...。 片方の作家さんの出版物に、 この本の素になった子供向けというか、中にでてくる猫目線で書いたらしい 「ぼくとアナン」っていう本があるらしいので、それも読もかな? ↓この表紙、モザイク作家さんの作品だそうな。
by tadaami
| 2006-04-12 16:04
| 日記
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Comments(2)
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